ヒアルロン酸は人体を構成する物質であり、特に美容分野では皮膚に張りを持たせたり、凹んだシワを改善するために使用されています。しつこいようですが人体はヒアルロン酸に対しては異物反応を起こさない様になっていますので、安全に使用できます。
ヒアルロン酸って一言でまとめられちゃってますけど、めちゃくちゃ種類がある
ヒアルロン酸唯一の欠点は体は自分の体の一部として反応するために時間がたつと吸収されてしまうことです。ヒアルロン酸の濃度や硬さ・粘調度によって各メーカーが様々なものを製造していますが、信頼度・安全度等を考えて当院ではテオシアル製のものを中心に使用しています。でも、こんなに種類があるのですよ。
使う場所や患者さんの希望に添えるように用意していますが、欧米人の肌と日本人の肌を考えた場合、選択肢はいくつかに限られることが多いです。
ヒアルロン酸のブランド「グローバルアクション」とは
上の図でいうと左から3番目のグローバルアクションというヒアルロン酸が、日本人の深めのしわ⋯例えばほうれい線や刻み込まれてボトックスでは太刀打ちできないおでこなどに使用しています。
こんな感じです
ほうれい線を見事に消し去っています
ヒアルロン酸のよくある質問
一番質問されるのは「痛み」です。テオシアルの製品の中には麻酔剤が含まれているリデンシティが有名ですが、残念ながらこのグローバルアクションは麻酔剤は含有されていません。
しかし、当院では塗る麻酔の使用やほんの1か所への局所麻酔を行うことで痛みをほとんど感じないで治療が可能とのなっています。
2番目は術後の内出血です。他の医院はどの様にしているのか不明ですが、当院では結構うるさい患者さんが多いためヒアルロン酸治療を始めて10年以上たっていますが、内出血の問題は当初からの課題でした。通常の注射針で注入するとどうしても内出血が起こってしまうのです。
いくら細い、極細針を使用しても、注射針の性質上皮膚を切って侵入させるので内出血の可能性が100パーセント無いとは言い切れませんでした。治療前に温めて血管を浮き上がらせてその血管を避けて注入することも試しました。逆に冷却時間を長くして血管を収縮させて血管に針が触れないように注入することも試しました。でも、内出血は起こってしまっていました。
そこで当院のそれこそグローバルな情報網を総動員して内出血を起こさない秘密の針を開発・改良して現在では内出血の確率は1000人に一人も起こらないレベルに達しています。
当院は繁華街でもなく、都心でもない位置にクリニックを構えていますが、周辺には顔をお仕事に使っている方が非常に多いのです。他の科で受診していた患者さんが「今の人〇〇さんでしょ?」と言われることが良くあります。もちろん「そうですか?」と私は患者さんに返答することにしていますが。
そのようなTVや映画などをお仕事としている方は「明日、撮影があるんだけどどうしてもここのシワがきになりだして」等という切羽詰まった状態で来院されることが多いのです。万が一内出血を起こしてしまったら大変なことになりますので、当院スタッフの内出血を起こさない為の研究は非常に優れたものであると自負しております。
男性でもいいのですか?
もちろん、オッサン大歓迎です。スタッフは若い女性が多いのですが、私はモチロンオッサンですし、男性医師もオッサン系かなり入っております。ですからオッサンでも恥ずかしがらないで、シワの相談にいらしてくださいね。オッサン医師に嫌悪感がある方は女性医師も所属しておりますので、ご安心ください。
上記のように男性でもかなりイメージがかわりますね!