大きく口を開けたり固いものを食べたりといった日常生活に支障ありますか?

スレッドリフト施術後1週間くらいは、大きな口を開けたり固いものを食べたり口を動かす時にチクチクする痛みやツッパリ感などを感じることはありますが、一時的なものです。また、糸が安定するまでの4~5日間に、口を過度に大きく動かすと糸がずれることがあるので注意が必要です。

頬を強く引っ張ったらスレッドリフトの糸が切れたりしませんか?

糸はそれなりの強度がありますから、よほどのことがない限り切れることはありません。強く引っ張った場合、糸が切れるというより、ずれてしまうことはあります。

スレッドリフト施術後、いつから顔を洗ったり化粧をしたりできますか?

洗顔・メイクは施術した翌日から可能ですが、糸が安定するまでの4~5日間に、両ほほを下へ引っ張ると糸がずれてしまうことがあるので注意してください。

ダイエットして頬の形が変わったらスレッドリフトの糸が見えたりしませんか?

急激なダイエットをして、過度に体重を落とした場合に、顔の皮下脂肪も減少し、埋め込んだ糸が筋状に浮いて見える可能性は否定できません。

スレッドリフトすると、笑ったときに糸による違和感覚えたりしませんか?

施術後1~2週間は、笑ったり、食べたり口を動かす時にチクチクする痛みやツッパリ感などを感じることはありますが、一時的なものです。

スレッドリフトの ダウンタイムはどれくらいですか?

軽い腫れが出ますが2~3日で治まります。痛みや違和感は1~2週間で落ち着きます。内出血が起きた場合は、一部分が青あざのように紫色になることがあり、その場合は消えるまで1~2週間かかりますがメイクでカバーすれば人前には出られます。当院のスタッフもよくスレッドリフトを受けていますが、昼休憩中に施術し、そのまま午後も普通に勤務できるほど手軽な治療法です。

スレッドリフトで糸を入れた部分が盛り上がって見えたりしませんか?

糸を埋め込む層が浅すぎた場合に糸が筋状に盛り上がって見えることがあります。また、溶けないタイプの糸を入れた後、加齢や体重減少で顔の皮下脂肪が減った場合、糸を入れた部分が盛り上がって見えることがあります。

スレッドリフトで糸を入れる傷口は目立ちますか?残りませんか?

糸を埋め込むときに、もみあげ近くの目立たない部位から針を刺しますが、針穴の大きさは1ミリほどです。その針跡が施術後、赤く点状に見えますが、通常1~2日で目立たなくなります。

スレッドリフトは、後遺症ありますか?

溶けないタイプの糸を皮下浅く入れ過ぎた場合、その部分がへこんだり、逆に盛り上がったり、ひきつれたりする後遺症が残ることがあります。

当院では溶けないタイプの糸は使いませんのでご安心ください。

スレッドリフト施術後に触ったときに違和感などありますか?

通常、順調に経過した場合は、外から肌を触った場合に中の糸が触れることはありません。糸を埋め込む深さが浅すぎると、皮膚の表面から糸が触れることがあるので、そうならないように適切な深さに埋入します。ごくまれに糸の断端の部分が触れることがありますが、一時的なもので、通常1~2週間で徐々になじんで気にならなくなります。

スレッドリフト施術後の通院は必要ですか?

施術後2週間~1か月後に診察に来ていただきます。腫れや内出血、感染、左右差、凹凸、糸のひきつれ、糸の露出の有無、針跡の状態、引き上げ効果の判定をします。効果が不十分な場合は追加で糸を入れる場合もあります。

本数によるリフトアップ効果の違いはどれくらいあるのか気になります。

必要な糸の本数は、たるみの程度・引き上げる部位や範囲・皮膚の厚さ・皮下組織の量などいろいろな要素を加味しながら決定します。たるみの程度が強い方・引き上げる範囲が広い方・口元などよく動く部位・皮膚が厚い方・皮下組織の量が多い方はより多くの本数が必要になります。たるみの程度が軽く、小範囲のリフトアップのみで、皮膚が薄く、皮下組織の量も少ない方は2本で足りることもありますし、重症な方では10本以上必要になることもあります。

スレッドリフトは職場の人や知り合いに整形したと思われますか?

余った皮膚を切り取るフェイスリフト手術の場合は、皮膚を取りすぎると不自然につっぱった感じになることがありますが、スレッドリフトでは、マイルドに引き上げるので仕上がりはとてもナチュラルで、他人に気づかれることはありません。

糸リフトはいろいろ種類があるようですが、メリットとデメリットを教えて下さい

リフトアップ用の糸の種類は何十種類もありますが、大きく分けて、「溶けるタイプの糸」と「溶けないタイプの糸」があります。

当院の基本方針として、溶けずに体内に一生残ってしまう異物は使用しない主義ですので、溶けないタイプの糸は使いません。

詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。