QスイッチYAGレーザーでシミを取ったら数カ月後に逆にしみが濃くなって目立ったと…

それは炎症後色素沈着(postinflammatory hyperpigmentation、略してPIH)と呼ばれる現象です。きれいにシミが取れたと思っていたら、一定の期間が経過するとしみが再発したようにみえる症状で、シミ治療に際してもっともみられる肌のトラブルです。PIHは放置していても時間の経過とともに解消することがほとんどです。しかし、せっかくシミの治療をしたのですから、美白効果のあるハイドロキノンと呼ばれる塗り薬としっかりと紫外線対策をすることによってPIHの出現頻度を低下させることが可能です。

QスイッチYAGレーザーでシミを治療した後の経過はどうなりますか?

QスイッチYAGレーザーはほんの一瞬弾かれたような痛みを感じるだけであるため麻酔は使用しなくても治療可能です。レーザー照射直後はしみは白くなったようになりますが、数時間で薄いかさぶたが出来てきます。かさぶたは一週間程度で自然に剥がれ落ちますが、治療部分を保護するために特殊な薬剤が含まれた貼り薬を使用していただきます。その間、洗顔や入浴は可能です。一週間程度で保護していた貼り薬を剥がすと、かさぶたが自然に剥がれ、その下からしみの無い綺麗な肌が現れます。術後は紫外線対策として日焼け止めの使用が必要です。

QスイッチYAGレーザーを当てた部位はどうなりますか?

レーザー照射後は赤み、腫れ、血のにじみ、ジクジク感、かゆみ、かさぶたなどが現れることがあります。1〜2週間、皮膚の状態が落ち着くまで軟膏を塗ってケアをしていただきます。

タトゥーはレーザー治療で完全に消えますか?

タトゥーの種類によっては、レーザーのみでは完全に除去できないものがあり、他の方法(切除法、植皮術、皮膚削りなど)を併用する場合があります。

タトゥーのレーザー治療は何回くらい必要ですか?

タトゥーのレーザー治療回数は、タトゥーの種類によって異なります。色素の入っている深さ、色素の種類、タトゥーの面積などにより、治療回数が大きく異なります。アートメイクや自己彫りタトゥーのように色素がごく浅い部位に入っている場合は数回で取れてしまう場合もありますし、カラーのタトゥーや特殊な色素を使っているもの、面積が非常に広いタトゥーの場合には、治療期間が年単位(3〜4年)の長期に及ぶこともあります。

QスイッチYAGレーザーで、色素沈着や再発はありますか?

術後の色素沈着は約50パーセントの方に起こります。原因は肌質(メラニン活性が強い)や、早めにかさぶたが取れたことによる場合が多いようです。これはシミの再発ではなく、一時的なものです。

術後のケアをしっかりやっていれば必ずきれいに仕上がります。ご安心ください。

QスイッチYAGレーザーで完治までの経過は?

当日は、患部をぬらさないように気をつけてください。翌日は、薄皮状のかさぶたができます(かさぶたをはがさないように気をつけてください)。10日程度で治療部位のかさぶたが自然に取れます。かさぶたが取れた後は「色素沈着」を防ぐために、数カ月はハイドロキノンおよび日焼け止めをご使用いただきます。

QスイッチYAGレーザー施術後の入浴・シャワー・飲酒・お化粧は?

当日より可能です(当日は患部をぬらさないように気をつけてください)。レーザー後約1週間は照射部位を湯船の中につけないように注意が必要ですが、シャワーで流すのはレーザー翌日から可能です。

QスイッチYAGレーザー施術後はどういう処置になるのですか?

治療した部分を肌色の目立たない特別な被覆材で保護します(1週間程度)。 テープの代わりに塗り薬の塗布も可能です。

QスイッチYAGレーザーの照射は痛いですか?

輪ゴムではじかれたように感じる方もいらっしゃいますが、小学生でも無麻酔で可能な程度です(痛みの感覚には個人差があります)。

QスイッチYAGレーザーは麻酔必要ですか?

QスイッチYAGレーザーは痛みがありません。ですので麻酔は必要ありませんが、多くの部位を同時に治療する方や痛みに弱い方は治療前にテープ状の麻酔やクリーム状の麻酔を使用します。

シミ・そばかすにもQスイッチYAGレーザーは有効ですか?

顔全体や多発するシミやそばかすに対してQスイッチYAGレーザーは有効ですが、前もってオーロラ(フォトRF)で全体を少なくしておくとより効果的でおすすめです。

QスイッチYAGレーザーはどんなレーザーですか?

皮膚の様々なトラブルを起こしている部分にレーザー光線を照射することで、正常な皮膚への置き換わりをはかるのがレーザー治療です。治療の目的に応じて様々な種類があり、その中でもQスイッチYAGレーザー(Qスイッチヤグレーザー)は、メラニン色素を持つ細胞だけに作用することで、シミ、そばかす、アザ、入れ墨などの改善をする治療方法です。

レーザー照射後、テープ保護している部分の髭が生えてきてテープがすぐにはがれてしま…

男性の場合は、皮膚を傷つけない程度に、軽めにひげをそっていただいて大丈夫です。テープを貼り続けるのが難しい場所の場合、テープではなく軟膏を塗布していただいております。傷が乾かないように軟膏を小まめに塗っていただければ大丈夫です。